【飲食店マーケティング】再来店の強い動機づけ。

  • 2011.07.15 Friday
  • 14:09
JUGEMテーマ:コラム
 

飲食店でリピーターになっていただく手法として、「ポイントカードを作る」というものがある。
多くは10ポイントで○○○円割引とか、20ポイントで、●●●サービスとかであるが、このようなサービス内容は使い古されており、「ポイントカードがあるから、この店に行こう」という動機付けには、もうならないよなぁと、考えていたが日経MJの7月15日号に面白い記事があったので紹介したい。


 常連客をいかに獲得するかは飲食店経営のカギを握る。売り上げや利益の安定に貢献してくれるのは常連客であり、新規の客を連れて来るのも多くの場合、常連客だからだ。そうした常連客づくりにポイントサービスをうまく活用する飲食店が増えている。
 新潟県のラーメン店「なんでんかんでん 新発田店」では、5回来店すると650円のとんこつラーメンを永久に500円で食べられる割引カードを渡している。ラーメン店はほかの外食業態と比べて来店頻度が高く、ポイントサービスとの相性が良い。5回という回数も苦にならない。
 同店ではこの永久割引を店頭看板でも大々的に告知し、新規客を引き寄せている。ラーメンの原価率は低く、有料の替え玉を頼む客も多いため、永久割引による利益の目減りを防げるわけだ。
(日経MJ 7/15)


 「5回で、永久割引」
これは思わず行ってしまいます。
替え玉の注文が見込めるとんこつラーメンが、サービスの対象なのがポイントですね〜
そして、この永久割引はリピーターの確保だけでなく、アイデアの面白さから、新規顧客開拓に繋がっているのもすごいです。
また、次のようなアイデアも掲載されています。


 APカンパニー(東京都港区)が都内を中心に展開する「塚田農場」では、ポイントカードを名刺に見立てて、お客に「出世レース」を競わせている。
 初来店時に渡す名刺の肩書きは「主任」。もう一度来店すると課長に昇進し、新しい名刺を受け取る。次に昇進すると料理を無料提供するなどのサービスを受けられる。主任から課長への出世であれば、5品の料理の中から1品サービスするといった内容だ。
 その後は昇進に必要な来店回数が徐々に増え、部長、専務、社長へと昇進していく。名刺の柄や紙質なども役職に合わせて凝ったものにするなど、細かいところにまで気を配る。塚田農場はこの仕組みを導入して半年でリピート率を10%向上させたという。接客時の話題にもなるため、スタッフとの会話も弾み親近感が増す。
(日経MJ 7/15)


「出世レースを競わせる」
これも面白いアイデアですね。
とくにサラリーマンならこころのどこかで意識してしまいます。
部長や専務にまでなったら、折角だから社長を狙ってやろうとリピートしてしまうのではないでしょうか。

 リピーターの多いお店にするにはどうしたらよいかということを、私はコンサルタントとして常日ごろから考えています。その思考のほとんどは、「どう顧客満足度を上げるか」についてばかりでした。
 正直、ポイントカードによる再来店の促進は、そんなに効果がないよなぁと思っていましたので、目からうろこの記事となりました。
 ポイントカードもアイデア次第では、大きな再来店の動機付けにつながる。という視点も、今後のコンサルティングに加えていこう!
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